ビートルズを語る 8枚目シングル そのコーラスが日本にもたらしたもの
をさて・・・1965年の話をしていた
ところだったが
1964年の大事なこの曲を
抜かしてしまっていた。
ビートルズ8枚目シングル
「I Feel Fine 」
ジョンが、
始めてフィードバック奏法を使って
収録した曲。
弦を弾いた音がマイクに入り増幅
アンプから出た音の振動がまた弦に共鳴する・・・
イントロの 「キーン」という効果音がソレだ。
盛り上がり全開!!
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最近の日本のバンドは
ボーカルが一人で歌うものが多い。
しかしビートルズは違う。
ハーモニーの美しさがある。
音楽って、そこなんだよね。
4人が奏でるハーモニー。
コーラスって実は
とっても大事なのだ。
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この頃から
日本も「グループサウンズ」全盛時代に入っていく。
1960年代にブームを巻き起こした。
メロディやハーモニーを重視したビートルズの音楽を
日本は、取り入れていった。
いかに音楽に影響を与えてきたかが
分かるだろう。
有名なのがこの「ブルー・シャドウ」だ。
すばらしい名曲だと思う。
「純列」もカバーしている。
本家を一度聴いてもらいたい。
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ボーカルだけが歌う風潮があるものの
日本のバンドの中にも
心をとらえたバンドがある。
(正確にはあった)
私が個人的に好きなバンドの一つである
「GO!GO!7188」
すでに解散してしまった
伝説のバンド。
すばらしい名曲を残している。
このバンドの曲を聴くと
不思議な感覚がわいてくるものだった。
懐かしさと新しさが
入り混じったような・・・
時代がねじれているような錯覚に陥る。
このバンドが間接的にビートルズに
影響されたかは分からないのだが
少なくても
それが意図しようがしまいが・・・
ひと昔前の日本の
上手く取り入れた
独特のサウンドだったと思う。
そのねじれサウンドの典型という曲が
「C7」という曲である。
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