音楽のない人生なんて

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当ブログでは、あえてアーティスト名を基本的に敬称略の形を取らせて頂く事が多いですが、これはより自然な形でという解釈によるものです。 *************************************************************************************

ビートルズ 初期から中期へのターニングポイント

これまで、1962年のデビューから1965年までの
ビートルズのA面シングルをピックアップしてきたのだが・・・

ここで、

B面(いわゆるカップリング曲)にも

焦点をあてながら

初期ビートルズの軌跡を追ってみる。

 

目次
①.1962.10.5★ラヴ・ミー・ドゥ / P.S.アイ・ラヴ・ユー
②.1963.1.11★ プリーズ・プリーズ・ミー / アスク・ミー・ホワイ
③.1963.4.12★フロム・トウ・ユー / サンキュー・ガール
④.1963.8.23★シー・ラヴズ・ユー / アイル・ゲット・ユー
⑤.1963.11.29★抱きしめたい / ジス・ボーイ
⑥.1964.3.20★キャント・バイ・ミー・ラヴ / ユー・キャント・ドゥ・ザット
⑦.1964.7.10★ハード・デイズ・ナイト / 今日の誓い
⑧.1964.11.27★アイ・フィール・ファイン / シーズ・ア・ウーマン
⑨.1965.4.5★涙の乗車券 / イエス・イット・イズ
⑩.1965.7.23★ヘルプ! / アイム・ダウン
⑪.1965.12.3★ 恋を抱きしめよう / デイ・トリッパー

 

 

①1962.10.5★ラヴ・ミー・ドゥ / P.S.アイ・ラヴ・ユー

 
輝かしきデビュー曲。
ハーモニカがいい味わいになっている。
 

youtu.be

 

 

 

さて、このB面は、

P.Sアイラブユー

youtu.be

 

このタイトル

良いではないか!

 

 

 

初めはA面にする話もあったらしいが

 

実は、

同名の曲があり取りやめたという。

 

ポールが楽器なしで歌っている。

 

 
 

②.1963.1.11★ プリーズ・プリーズ・ミー / アスク・ミー・ホワイ

 
ハーモニーの大事さを
痛感するなァ…。
この曲を聴くと。
 

youtu.be

 

アスクミーホワイ

youtu.be

 

ジョンレノンが作っており

彼がボーカルをしている。

 

 

デビューから2曲目シングルの

B面だが、かなりの名作と言われている。

 

では、どの部分で高い評価を得ているのか・・・

これを書くだけで

とんでもなく長い話になるので

またの機会に詳しく書かせて頂くつもりである。

 

 

 

③.1963.4.12★フロム・トウ・ユー / サンキュー・ガール

 

聴けば聴くほど、ビートルズ、すごいなって思う。

彼らがミドルエイトと呼んだ曲のつなぎの部分。

 

曲の雰囲気ががらっと変わる。

サビ前の展開は、まさに

ビートルズマジック!!

 

youtu.be

 

 

 

このB面が

サンキューガール。

 

youtu.be

 

 

このガールというのは

ファンに向けたものらしい。

 

 ファンへに感謝を伝えたい・・・

そんな曲である。

 

④.1963.8.23★

シー・ラヴズ・ユー / アイル・ゲット・ユー

 

これぞ

誰の真似でもない

ビートルズだけが奏でる

特徴あるサウンド

 

 

 

youtu.be

 

 

 

このB面は、

I’ll Get You

 

 

youtu.be

 

 

 この曲は、

ジョンとポールのハモリが

かなりはっきりしていて

美しい。

 

聴きごたえある。

 

 

 

⑤.1963.11.29★抱きしめたい / ジス・ボーイ

 

全米で認められた

「抱きしめたい」

 

ビートルズ、すごいとしか言葉がでない。

 

やっぱり、

サビ前が素晴らしいよね。

 

それまでの軽快からリズムから

静かになり・・・

 

そこから一気にサビへ!!!

この盛り上がり方が

ビートルズだ。

 

youtu.be

 

 

 https://youtu.be/jenWdylTtzs

 

さて、B面は

ジス・ボーイ

 

 

youtu.be

レノン、ポール・マッカートニージョージ・ハリスンの3声コーラスに

ご注目を。

 

独特のサウンドに3人のコーラス。

これが見事である。

 

しかも、ポールは、

ベースを弾きながらである。

ベースは、バンドの土台。

コーラスに気をとられてリズムが崩れる・・・

なんてことのない完璧なハモリ。

 

 

やっぱり、

バンドにはハーモニーというものが

大事なんだ。

 

 

 

⑥.1964.3.20★キャント・バイ・ミー・ラヴ / ユー・キャント・ドゥ・ザット

 

 

キャント・バイ・ミー

 

私事だが近くのスーパーでいつも流れていたので

なんだか夕方の忙しい感じが焼き付いて

これだけはあまり好きになれない・・・。

 

でもタイトル、いいね。

「愛はお金では買えないんだ」

 

youtu.be

 

 ユー・キャント・ドゥ・ザット

 

youtu.be

 

ジョンが作った自信作。

ジョンはA面になるものだと思っていたようだ。

しかし、キャントバイミーラブの方が上回っていたという理由らしい。

 

いや、断然こっちの方がいいよ。

 

 

 

⑦.1964.7.10★ハード・デイズ・ナイト / 今日の誓い

 

 

この頃は、人気絶頂で忙しすぎたビートルズ

 

そんな彼ら自身を歌った曲。

 

しかし、

カッコいい。

ノリに乗っている曲。

 

グルーヴ感が高まり、

盛り上がりを見せている。

 

 

ビートルズらしいサウンドだ。

人気絶頂になるのも仕方ない。

 

youtu.be

 

 今日の誓い

 

youtu.be

 

 

ポールは、この曲をとても気に入っていたらしい。

ビートルズというのは、一つとして

同じような曲というのがない。

 

クリエイティブ集団である。

 

この曲は、サビで

AマイナーからAメジャーに

転調している。

 

ちなみに

ポールは

ベサメムーチョのように

マイナーからメジャーに転調したりする曲を

好んでいたらしい。

 

 

 

※参考

「 ベサメ・ムーチョ 」( Bésame mucho )

作詞作曲 コンスエロ・ベラスケス

(メキシコ)1941年

ラテンミュージックの名曲。

 

ビートルズがカバーするとかなり雰囲気も変わるが

 

 

youtu.be

 

⑧.1964.11.27★アイ・フィール・ファイン / シーズ・ア・ウーマン

 

 

ビートルズの曲というのは、

実に

一曲一曲、丁寧に作られている。

 

このギターリフは、耳に残る。

 

 

youtu.be

 

 

このB面

シーズ・ア・ウーマン

youtu.be

 

 

ブルースっぽい渋い曲。

ポールがシャウトして歌っている。

 

これ、ビートルズっぽくない。

 

あのビートルズ独特のリズム感

というものが感じられない。

 

その代わりに

酸いも甘いも味わった人間が

作るようなクールさがある。

 

驚きだ。

 

 

 

⑨.1965.4.5★涙の乗車券 / イエス・イット・イズ

 

王道のビートルズサウンド

サビで何度もタイトルが繰り返される

フレーズが印象的である。

また、

イントロに聴かれる複雑で不思議なリズムは

ビートルズの個性として確立したのでは。

 

 

 

回を増すごとに、質が上がるビートルズ

 

youtu.be

 

 

 

B面

エス・イット・イズ

 

youtu.be

 

 

ジョンが作った。

ジョンは、「ジス・ボーイ」を書き直すようなつもりで

複雑に手を加えようとしたものの

「全く上手くいかなかった」と言っている。

最後は、ポールが手助けして完成させた。

 

ジス・ボーイに比べると

練りに練っている。

 

キーがEの場合、使えるコードは

定石でいえば、DではなくD#だ。

 

なのに、Dを使っている。

 

ジョンは、何かを表現したかったに違いない。

そしてそれに当てはまる音を

探したのだが、しっくりくるものは

見つからなかったままだったのだろう。

 

 

ジョンは、最後までA面にしようかと迷ったとも言いつつ、

しかし、ジョン自身が好きでないの一つらしい。

 

ジョンは、

ロックテイストのバラードを作ろうとしたのだろうか?

 

単純な切なさだけでない、

複雑な感情を

表現したかったのだろうか?

 

ビートルズの中では

マイナーな曲に入るだろう。

 

 しかし、ポールは、

「この曲は素晴らしい」と。

 

なんともいい話ではないか…。

 

 

⑩.1965.7.23★ヘルプ! / アイム・ダウン

 

 

多忙なあまり自分自身を見失いそうなくらいの

あまりの人気ぶり。

 

嬉しい悲鳴のはずだが

それも程度問題だ。

 

その現実に………

 

ヘルプ!と叫ぶ歌だ。

 

限界を超えた

トランス状態で産まれた曲なのか?

 

 

youtu.be

 

 

 

 アイム・ダウン

youtu.be

 

ジョンはオルガンを演奏。

間奏で肘を使って鍵盤の上を左右に滑らせるという

やってみたくなるようなカッコいい

パフォーマンスをしている。

 

ただ、鍵盤に関しては

ポールの方が秀でてはいるらしい。

 

⑪.1965.12.3★ 恋を抱きしめよう / デイ・トリッパー

 
 

それまでのビートルズ
ポップ調のサウンドだった。

 

特徴的な

そのポップなサウンドを前面に出し

コンサートを精力的に行い
世界に発信していった頃までが

初期と言われている。

 

 1965年12月3日

 

アルバム「ラバーソウル」もリリースしつつ

なんと

同時にシングル2曲をリリース。

 

この頃から

特に、挑戦的で

サイケデリックサウンドとなっていく。

 

いわゆるビートルズ中期に入る。

 

 

 

新しいものを模索し

ポップ調アイドルではなく

アーティストとなっていくのだ。

 

 

 

この曲は、

部分的に3拍子になる。

 

どんどん進化していき

ビートルズのカラーが

出てきている。

 

 

 

 

 

 

youtu.be

 

 

 両面A面となった
こちら
デイトリッパー

 

両A面、納得。

 

youtu.be

 

 

ヘビーなギターリフ。

今まではのポップなビートルズサウンドから私達を裏切ってゆく。

 

 

さて、この後、

ビートルズサウンド

どのように進化していくのか

 

興味あるところかと思う。

 

 

 

 

 

 

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