音楽のない人生なんて

音楽がお好きなあなたと、音楽を共有できれば

当ブログでは、あえてアーティスト名を基本的に敬称略の形を取らせて頂く事が多いですが、これはより自然な形でという解釈によるものです。 *************************************************************************************

Hump Back   拍手はいらない、この潔さ!

いいバンドは、最高の状態でいれなくなった時に

解散してしまう。

 

だから、活動期間も短くなってしまう。

 

しかし、やっぱり・・・

 

特にガールズバンドは、

女子ならではのセンス・・・

というのが面白い。

 

 

 

今現在、活動最中で

これは!という

気になる

ガールズバンド・・・

 

 

その一つが

 Hump Back

 

******************************

 

まずは、この一曲を。

 

 

 

 

youtu.be

 

 

いかにも

彼女たちらしい曲だと思う。

 

 

***********************

 

 

高校の軽音楽部で

チャットモンチー

コピーバンドをしていた

大阪発の

スリーピースバンドである。

 

自分たちで作詞作曲をして

オリジナルバンドを作っていった。

 

 

 

 

 

2009年から

実に激しく

何度もメンバーが

入れ替わっている。

 

 

 

 

 

ギターボーカルの

林萌々子は、

そのたびに次のメンバーを

探しながら

バンドを守ってきた。

 

ベースが入ればドラムが辞め・・・

そんな事を繰り返していると

音楽を続ける気力を失い

滅入ってくるのが普通だが

 

そんな中、ついに

彼女一人になってしまったこともあった。

 

しかし、

ソロプロジェクト「HUMP BACK」として

活動した。

 

 

現在のメンバーになったのは

2016年。

 

 

よくぞここまで耐え抜いた!!!

 

****************************

 

世間では、

プロデューサーの元で

「グループで動く沢山の可愛い女の子」が注目を浴び、人気を総ナメにする風潮に中で…………

 

自分たちの実力だけで切り開き

いわゆる女子力を切り札にしない

そんなガールズバンド!!

 

癒されるし

元気をくれる。

 

そして彼女たち自身も

「かっこいいガールズバンド」

を目指しているらしい。

 

また同性からの支持が厚く、

ライブでは若い女の子が多いという。

 

************************

 

実は、チャットモンチー

トリビュートアルバムに

「湯気」に参加している。

 

 

 

チャットモンチーの影響で

巷では

スリーピースでのガールズバンド

というスタイルが多く見かけるようになった。

 

シシャモや

YONIGEなどもそうだ・・・

 

 

 

 

 

期待感もこめてなのか

ハンプバックは、

第2のチャットモンチーなどという

声も聞くが・・・

 

しかし

 

チャットモンチーには

全然似ていない。

 

どちらかといえば

チャットモンチー

恋愛をテーマにしていたように感じる。

 

 

ハンプバックは、

そこに拘っていない。

 

べったりしたラブソングは

歌わない。

 

林萌々子いわく。

 

「当時のチヤットモンチーは

音楽としてかっこよかった。

女だから売れるのではなく

音楽を評価される

ガールズバンドでありたい」と。

 

 

 また

 

あるライブでのできごと。

 

林萌々子はこう言った。

手拍子大丈夫です。ありがとう。

 

ロックバンドには拳だけで十分なんだ!

それでも手拍子がカッコいいと思うなら

やってくれ。

 

これは、しびれる。

 

 

・・・・。かっこいい。

 

骨太のサウンド

頑張るガールズバンド。

 

 

 

女子力、そこは決して

売りにはしない。

 

 

何かを訴える。

その力に引き込れていく。

 

 

彼女たちの熱いメッセージ。

日本のガールズバンドも捨てたものではない。

 

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そんなハンプバック

 

メジャーデビューは2018年12月。

 

その曲はこちら。

 

林萌々子が
10代のときに書いたメモから
この曲ができたらしい。

 

 

youtu.be

 

ハンプバックの曲は、

「私」ではなく

「僕」を使うことが多い

 

 

 

また、その「僕」というのは、

林萌々子自身、

のことらしい。

 

この曲も

少年がモチーフになっている。

 

しかし

 

この曲は林萌々子自身についてではなく

音信不通のバンド仲間に向けて

書いたものだという。

 

曲自体は、とてもシンプルで

なじみやすいメロディ。

コピーもしやすい。

 

 

もう夢は見ないのかい?という

ストレートな歌詞。

 

解散したチャットモンチー

ガールズバンドパワーを

引き継いで

 

新たなガールズバンドを

築き上げようとしているように思える

 

 

**********************

 

そして、

特徴的なことがもう一つ。

 

歌詞に「夢」という言葉が

わりとよく使われる。

 

 

途中で挫折しそうになっても

諦めずに夢を追い続けて

活動している

林萌々子の

熱いメッセージが

心地よく入って来る。

 

 

今のような不安定な世の中・・・

メンタルが落ちそうになった時に

こういう曲を聴くと

頑張ろう!と思えるのではないかな。

 

熱い気持ちにさせてくれるというのか。

 

********************

 

 

 

 

ギターはブリッジミュートを使い

ずっしりとした音作り。

 

 

 全体的にわかり易い構成で

 ベースやドラムは比較的シンプル。

 

なのに、このカッコよさ!!

 

 

簡単に口ずさんだり

真似て演奏したりできる。

 

かつ、このメッセージ性の強さ。

耳障りの良いメロディ。

 

これは、間違いなく

聴く立場になって作られた曲だろう。

 

*********************

 

 

2015年4月

全国流通盤CD「帰り道」

限定で発売だった。

 

この中に

「サーカス」や「いつか」などという曲が入っている。

 

この時、林萌々子は、

度重なるメンバー脱退により

一人で活動していた。

その時に作った曲だった。

 

サーカスは、特に歌詞がすばらしい。

この歌詞の表現力は真似のしようがない。

唯一無二の世界。

 

 

 

曲と歌詞、

それが一つになって

はじめて訴える力を持つ。

 

 

 

歌詞というものを

おろそかにしてはいけない。

 

 

そういう意味で、

ハンプバックの歌詞は素晴らしい。

 

そして腹の底から歌っている。

 

かなりの

実力派バンドである。

しかもリアルタイムで活動している・・・

 

苦労が多かったバンドだが

支持されるべくして

支持されているかと思う。

 

 

 

 

 

チャットモンチー こんな事までやった!!

チャットモンチー

やっぱり3人の時が一番良かった、と思う。

 

ただ、

後に2人になった時も

沢山のファンが

ついてきたのは

音楽性の高さが

あったからだと思う。

 

………………………………………………

 

 

意外にもチャットモンチーのメンバーのうち

福岡晃子
高橋久美子

の2人は教育大学出身。

 

 

 

高橋久美子は、

教員への夢があり

チャットモンチーの活動には

最初はしぶっていたらしい。

 

 (ちなみに意外なところでは

  B’z稲葉浩志

   数学の教員資格を持っている)

 

特に福岡晃子

ハードロックテイストの

ベースを見ていると

教育大学出身という

固いイメージが

浮かばない。

 

 

 

 一方、

橋本絵莉子

コンビニでバイトをしていたこともあり

 

後で出てくる

 コンビニが絡んだ

 コンビニエンスハネムーンという

 曲を作っている。

 

 

***************************

 

もともとは

橋本絵莉子がリーダーとして

バンド活動をしていた。

 

そこに2人が

加わった。

 

そんな3人の

音楽は、

オリジナリティにあふれていた。

 

3人で歌詞を作り

そこに橋本絵理子が

曲を乗せた。

 

この3人の織り成す

歌詞の世界がよかった。

 

*********************

 

 

 

でも、

高橋久美子が脱退してしまった後

 

2人は具体的に

どんな音楽を作っていたのか。

 

 

楽器二つになると

音が薄くなるだろうし

ベースのない曲も出てくる。

 

その賛否両論は別として

私は、

この2ピース時代の音楽活動は

「無限の可能性」

というものを残してくれたと思っている。

 

 

 

*************************

 

2人になって作ったアルバムが「変身」

 

その中に入っている曲の

いくつかを・・・・・・・

 

 

 

 

 

満月に吠えろ

 

作詞 福岡晃子

作曲 橋本絵莉子

 

youtu.be

 

ギターはループさせている。

 

途中、全然演奏してなくて

振り付けをしている・・・

 

これは、どうかなとは思うけれど

 

この曲は、なかなか個性がある。

 

ベース無し。

 

これってありだったんだ。

 

***************************

 

テルマエ・ロマン

 

作詞 橋本絵莉子

作曲 橋本絵莉子

 

 

 ギターとドラムだけで

ここまでサウンドが作れるのか!と思った。

 

楽器などいらないのではないかというような

センスのあるボーカルのせいで

 

決して薄くはなっていない。

 

 

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はてな

 

作詞 橋本絵莉子

作曲 橋本絵莉子

 

youtu.be

 

素朴な歌詞。

 

このギターとのギャップ。

 

でも違和感ない。

 

 

 

ここでは

 

橋下絵莉子が

ハーモニカを吹いている。

 

なんでもやるなぁ。

この2人は。

 

 

********************

 

 

 

14thシングル曲

キラキラヒカレ

 

作詞 福岡晃子

作曲 橋本絵莉子

 

youtu.be

 

福岡晃子がドラムコーラス

 

あのアジカンのごっちがプロデュースしている。

 

 

 

 

この曲に関しては、

もう少し厚いサウンドが合っているかと思う。

 

コーラスが入るが

どうしてもスカスカ感が出てしまう。

 

でも、2人でよくやっている

 

 

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コンビニエンスハネムーン

 

作詞 橋本絵莉子

作曲 橋本絵莉子

 

youtu.be

 

奥田民生のプロデュー―ス。

 

奥田民生

いい仕事している。

 

ツーピース曲のなかでは

これが一番いいように思う。

 

ただし

 歌詞だけ見るとダサい感じがする。


ところが
メロディにこの歌詞を乗せると
まるでラップ調のように聴こえて
全てを呑み込んで
カッコよくなってしまう。

魔法だ。

 

 

実は、これ15枚目のシングルで

2012年9月にリリースしている。

 

一方橋本絵理子は2010年に入籍していたので

 

実は、この曲

そのまんまっぽい曲

だったりする。

 

ただ、それはさておき

 

 

橋下絵莉子は

首にタンバリン

 

福岡晃子

タンバリン片手のドラム。

 

今度は、タンバリン使いを

駆使している。

 

 

 

*******************

 

 

そして

変身という曲が

すごくいい感じだ。

 

これほど

オリジナリティにあふれる曲は

他にあるだろうか。

 

仮面ライダーか?

というような真ん中の女性の

パフォーマンス。

 

 

しかし、

 

この「変身」という曲、

『おふざけ』ではない。

なかなかいい曲だ。

 

 

 

 

*********************************

 

 

 できたものは、壊れる。

 

それでも

 

可能性を見つけていく変身。

 

 

歌詞の世界は

3人のときのほうが

好きだったけれど

 

 

2人になって

2人で作詞作曲をして

色んな楽器を最大限に生かして

音楽を創る熱量がすごい。

 

*******************

 

 

3ピースや2ピースだと

一人の技量がとても目立ってしまう。

 

 

この時の2人を見ていると

ワクワクする。

 

バンドにはベースがないと成り立たないとか・・・

そんな固定観念を取り去ってくれた

チャットモンチーは。

 

 

 

 

 

チャットモンチー 奇跡のツーピース

今はもう解散してしまったが

チャットモンチーというバンドがあった。

 

おそらく彼女たちに憧れて

バンドを始めた女子も多かっただろう。

 

でも、私は当初

あまり興味がなかった。

 

しかしある事をきっかけに

このバンドに興味を持つことになった。

 

もはや、伝説のバンドとなったが。

 

***********************

 

 

デビューは2004年。

 

この頃は、女の子がロックをする

ガールズバンドというものが

そんなに多くはなかったので

そういう意味でも注目は集まった。

 

可愛い女子が

バリバリのロックサウンド

そのギャップは

インパクトがあった。

 

結成自体は2000年だった。

 

 

 

2000年

ボーカルの橋本絵莉子が主体となり

バンド活動をしていたが、

 

就職や進学を機に

メンバーは脱退していった。

 

それまでのライブを観ていて

チャットモンチーのファンで

同級生である

福岡晃子が加入した。

 

 2004年4月には

サークルの先輩である高橋久美子が加入。

軽音部の部室内でバンド活動を行っていた。

 

地元である徳島県のバンドコンテストでグランプリを受賞し

そこからは活動範囲が広がっていった。

 

 

**********************************

 

いいバンドほど

解散してしまい

 

伝説のバンドと化してしまう・・・

 

このチャットモンチーのすごいところは

メンバーが脱退したときに

崩れるどころか

生まれ変わったところだ。

 

プロ意識というか

音楽魂というか

 

神技というほかない。

 

********************

 

 

2011年の9月

 

ドラムの高橋久美子

脱退することになった。

 

その理由を

 

「音楽に向かっていくパワーが

 なくなった」

 

と語っている。

 

 

人気絶頂の当時

橋本絵莉子は結婚していた事を3年間

ファンに公表していなかった。

 

脱退した高橋久美子

ファンに公表しないままだった事について

バンドとしてどうなのかという

葛藤を持っていたいたようでもあり・・・

 

価値観の違いは埋められなかったようだ。

 

真相は分からないが

 

とにかく

作詞もしていたドラマーが

抜けてしまうのは

メンバーにとって大きな痛手だった。

 

ギターとベースだけになってしまった。

 

**************************

 

 

普通ならどうするだろう。

 

新しいメンバーを入れるだろうか。

 

しばらく活動を止めるだろうか。

 

高橋久美子の代わりなんて

誰もできなかった。

 

さて、

このとき2人はどうしたか・・・

 

 

******************

 

 

しかし

 

福岡晃子はすぐさま

「続ける」と言ったという。

 

そして、

「私がドラムやるってどうかな?」

 

**********************

 

ベーシストの福岡晃子は、

ここからドラムを始める。

 

ツーピースバンド

 

あんまりないけれど

確かに一人でバンドっぽく演奏する人も

いるくらいだし

 

一人ですべての楽器を演奏して

ユーチューブにあげている人はいる。

 

クオリティによっては

できるかもしれない

 

でも、普通は考えない。

 

*******************

 

福岡晃子

二か月間、ドラム練習に

集中した。

 

この当時の2人は

楽器を固定せずに

入れ替わり立ち代わり

色んなスタイルで演奏した。

 

その後、サポートメンバーを

入れる事になるのだが・・・・

 

この

ツーピース時代

 

というのが

 

すごく印象的で

面白いなと思うのである。

 

音楽を志すものの

意地を感じさせる。

 

*************

 

バンド活動をしていると

こういうことはよくある。

 

社会人のバンドだと

本当に仕事の合間に全員が

同じ時間、同じ場所に

集まるということ自体が

困難なことである。

 

 

では抜けたメンバーの後、

どうしたらいいのか・・・

 

たいていは、

メンバー募集をかけて

じっと待つ。

 

かなり時間が

かかる。

 

だから、掛け持ちする人も

多いのだと思う

 

 

*****************

 

抜けたメンバーの代わりに

ドラムを始めるなんて

 

福岡晃子のこの発想は

驚く。

そして、

バンドを守ろうとする

愛を感じる

 

 

とにかく、この動画を

見ていただきたい。

 

私は、この動画をみて

悔しいけど

チャットモンチーが大好きになってしまった。

 

この動画では、

福岡晃子ではなく

橋本絵莉子がドラムを叩いている。

 

 

 

youtu.be

 

 

涙がでそうなくらい

感動してしまった。

 

 

イントロでは

福岡晃子がキーボードを弾いて

曲が始める前に

途中でベースを渡される。

 

橋本絵莉子

イントロでギターを弾き

途中から

ドラムに変わる。

 

 

しかも、

橋本絵莉子は、

片手にマイク

片手でドラムだ。

 

そのリズムが狂うことなく

ドラムボーカルしている。

 

 

この光景のすごさに

圧倒されてしまった。

 

 

***********************

 

メンバー脱退というショックを

どう乗り越えるか。

 

そこにバンドの醍醐味がある。

 

高橋久美子が抜けた後、

そのままチャットモンチー

名乗っていいのか

 

悩んだという。

 

しかし、

ツーピースの

チャットモンチー

 

また名曲の数々を

生み出した。

 

 

*****************************

 

最後に名曲をご紹介したい。

 

 

「染まるよ」

 

作詞 福岡晃子

作曲 橋本絵莉子

 

 

いい曲、残したな・・・。

聴いていて、胸が苦しくなるような曲。

 

youtu.be

 

 

 

ミスチルヒストリー  隠れ名曲 アーティストとしての真髄

 さてさて

 ミスチルの3枚目アルバム

「バーサス」のつづき。

 

Replayの後に続くのは

この曲。

 

 

ミスチルの中では

かなりマイナーな曲に入る。

 

 

**********************************************************************************************
1Another Mind 2メインストリートに行こう 3 and close to you
4 Replay 5マーマレード・キッス 6蜃気楼 7逃亡者
8LOVE 9さよならは夢の中へ 10 my life
*********************************************************************************************

 

マーマレードキッス

 

マイナーと言われているものの

 

そうかなと

思ってしまう。

けっこうこの曲、
気に入っている。

ギター弾き語り曲

という感じ。

 

マイラブ~♪と

高音になるところが

すごいいい感じなのだ。

 

歌詞的には

今のこの梅雨時期に

ぴったりだ。

 

雨にも、

ザーザー降りとか

小雨とか

天気雨とか

いろいろあるけど

 

この雨は

しっとりと降る雨という感じ。

 

**********************************************************************************************
1Another Mind 2メインストリートに行こう 3 and close to you
4 Replay 5マーマレード・キッス 6蜃気楼 7逃亡者
8LOVE 9さよならは夢の中へ 10 my life
*********************************************************************************************

 

蜃気楼

 

 

明るい曲の順番のはずだが・・・

ここは例外?

 

それはさておき

 

この蜃気楼は、

クオリティが高い。

 

この手の

ミスチルの曲は

もう癖になる。

 

 

 

作詞 桜井和寿

作曲 桜井和寿 小林武史

 

この曲には

古い映画のタイトルが

いくつか出てくる。

 

「きちがいピエロ」

これは、有名な映画。

 

 

勝手にしやがれ、の

ジャン・リュック・コダール監督の映画。

 

退屈な結婚生活を抜け出し

昔の恋人に出会うが

その翌日に男の死体を発見する。

逃げまくるのだが

その昔の恋人に裏切られる・・・

 

そんなストーリー。

 

そして

狂った果実(日活)

これは邦画。

石原慎太郎の小説だった。

 

東京都知事だった

あの石原慎太郎だが

 

純粋な音楽として

ここは、政治とは切り離したい。

 

 *********************

 

というわけで・・・・

 

何か

「きちがい」とか

「狂った」とか・・・

 

そういうイメージが

連想されて

 

狂気的な曲だなと思う。

 

それと、

桜井さん、肝が座っていると思うのだが

コンプレックスについて

書かれた歌詞である。

 

打たれても痛みすら

感じなくなっている、なんて

部分は

色気を感じさせる。

 

 

これまでの桜井さんは、

爽やかな少年的な曲が多かったが

この辺りからは

全てを超越している。

 

*********************

 

この曲をイメージづけているのが

 

ベースの渋い低音。

 

ポップス調の曲では

あまりベースを意識することがなかったが

小林氏との共作をきっかけに

ベース存在感が

大きくなったかと感じる。

 

ミスチル曲のベースの中でも

この曲は好きという人が多い。

 

 

 

 

この曲、本当に

ちょっと

カッコよすぎるな。

 

 

ブラックミュージックっぽい。

 

間奏のサックスがまた

ドラマチックだ。

 

今のミスチルの曲も好きだが

このタイプの曲、強烈な引力を持っている。

 

 

******************

 

曲もいいのだが、

この曲に乗せる歌詞が

また優れている。

 

このような

美しい日本語で表現できる

アーティストは

そんなにいない。

 

どこかで聞いたことのある

美辞麗句を並べたり

使い古されたような

言葉を真似したり

そういうのはよくあるが・・・。

 

 

 

夢は一歩外せば虚構さ

なんて

こんな表現、

そうそうは書けない。

 

 

表現したかったものの

深さが

どれくらいなのか・・・

 

きっと

言葉は・・・

その一言をそのまま書けば

むしろ伝わらない

という事がある!

 

言葉は、難しい。

言葉にした時点で

もう別のものに

なってしまう。

 

もどかしさや

苦しみ・・・

 

それを表現するのに

これだけの言葉を探し、

音で表す。

 

それでも

まだ伝えられないだろうから

 

ああやって

全身全霊で

腹の底から歌っている

あの姿に

釘付けになる。

 

 

 

 

****************************

 

というわけで、

この2曲は

 

それまでの桜井さんとは違う一面を

感じさせる曲だ。

 

特に蜃気楼に関して

そのサウンド

全くそれまでの

ミスチルにはなかった色。

 

こんな曲が作れる桜井さんに

嫉妬さえ覚える。

 

 

 

 

まさに、隠れ名曲と言える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビートルズを語る   we can wark it out(僕らはうまくいく) でも、人生は短い。

さてビートルズ

11枚目のシングル
 
1965年12月
 
恋を抱きしめよう
 
 
 
なんと
これは両面がA面となる。
 
それが
デイ・トリッパー
 
……………………………………………
 
 
ということで
まずは、
「恋を抱きしめよう」から。
 
 
we can wark it out
(邦題 恋を抱きしめよう)
 
直訳では
僕たちはうまくいく
というような意味になる。
 
 
 
 
 
 
 
ポールが当時付き合っていた
関係が壊れかけたときの
歌らしい。
 
僕たちなら
うまくいく…と
関係修復しようとするという内容。
 
 
ポールがポジティブ
僕たちはうまくやっていけると歌いのだが、
 
ジョンは哀愁を漂わせ、ネガティブ
サビで、人生は短いと歌う。
 
これは偶然だったが
まるで予言的な内容となってしまった。
 
 
まるで
ビートルズそのものの末来を
歌っているようでもあり
我にかえると
哀しいのだが・・・
 
この時期のビートルズ
最高に光っていた。
 
********************************
 
 
 
全般的に
ポールが
リードボーカルを務めている。
 
しかし
ミドルエイトと呼ばれる
大サビの前の
よくブリッジと言われる部分は
ジヨンレノンが書いた。
また、ここのリードボーカル
ジヨンレノンと
なっている。
 
この頃、
二人の共作は多く
レノン=マッカートニー
という名前で
発表されているが
 
共作の場合も
どちらかが作った場合も、
レノン=マッカートニー
という書き方がされたり
するようだ。
 
…………………………………………………
 
 
 
リードボーカルはポールなのだが
ベースボーカル・・・・というと、
ギターボーカルより難しい。
わりとファジーなギターに比べれば
リズム壊したら
バンドが成り立たないベースを
弾きつつのボーカル。
 
プロだからと言えば
それまでだが
ボーカルしていても
ベースは崩れない!
 
 
 
 
 
バンドではベーシストであるポール
アコギを弾き歌っていたりもして
これが素晴らしい。
 
 
 
 作詞作曲というクリエイトな作業に加え

演奏も・・・

全てにセンスがあり

ハイクオリティ。

 

 

ポールがどれだけすごいかを

感じさせる。

 

******************************
 
 

三拍子ワルツっぽくなる部分。
これはジョージハリストンが
考えたらしい。
 
なかなか、この部分が
面白くて・・・
時間が止まったような感覚になる。
しかも違和感なく
曲に組み込まれている。
 
またジョージは、
この曲でギターを離し
タンバリンのみで
演奏したりするが
 
タンバリンを
ジョンレノンが担当することも
あった。
 
 
 
レコーディングでは・・・
 
 アコースティックギター
エレキベース
タンブリン
ドラム

という構成だったが、
上述したように
入れ替わりがあったり
ピアノが入ったりもしている。
 
鍵盤は
ポールの方が上手いと言われているが
ジョンも「I'm Down」などでも
ピアノ演奏していたりもする。
 
ただ、
ジヨンのピアノは我流である為、
「イマジン」の時も
 
オノヨーコが
ニッキーポプキンスに
させている。
 
 
 
………………………………………………
 
 
そして、
以下
これだけ
多くのアーティストに
カバーされている。
 
 

ペトゥラ・クラーク   1966年アルバム「My Love」
ディープ・パープル   1968年アルバム「詩人タリエシンの世界」
スティーヴィー・ワンダー  1971年シングル
ヴァレリー・シンプソン    1971年アルバム「Exposed」
ハンブル・パイ -     1975年アルバム「ストリート・ラッツ」
フォー・シーズンズ -   1976年アルバム「All This and World War II」
メラニー -        1978年アルバム
            「Phonogenic – Not Just Another Pretty Face」
チャカ・カーン      1981年
 「What Cha' Gonna Do for Me」
 
とまあ、
なんともすごいカバーの数である。
 
*************************
 
 
あまりにもきれいに歌いすぎてる感じ。
 
 
**********************************
 
DEEP PURPLE
 
前奏が長いにも
限度がある。(笑)
 
歌が一曲終わるくらいの長さ。
3分くらいはイントロ。
 
 
 
*************************
 
 
 
やっぱり
良かったのは
 
ティービーワンダー
 
このリズム感。
 
 
 
 
****************************
 
ヴァレリー・シンプソン
 
ピアノによる前奏。
これもちょっとイントロは長すぎる。約1分半。
このまインストルメンタルで終わるのかと思った(笑)
 
 
***************************
 
ハンブル・パイ   
 
ディープパープルのカバーよりは
断然こっちのアレンジの方がよい。
ギターのリフがいかしてる。
 
 
 

************************

 

メラニー

 

やっぱりこの曲は、

きれいに歌い上げるのではなく

こんな感じで

ソウルっぽく歌ってほしい。

 

 

***************************************

 

 

チャカカーン

 

ああ!!さすが。

 

いいね。

いいね。

いいね。

いいね!!

 

チャカカーン。

これだよ~!!

求めていたのは。

 

このアレンジは

本当に素晴らしい。

 

正直、原曲のビートルズより

好きである。

 

この曲の編曲のしかた・・・

 

曲間の

サックスの音かな?

これもかっこいい。

 

ベースラインが

まるでベースソロ?ってくらい

大きい役目をしている。

 

ベースの低音が効いてくると

ブラックソウルっぽさが

浮き立つ。

 

 

youtu.be

 
 
【チャカカーン】
 1973年にルーファスというバンドのボーカルとして
 デビュー。
 1974年 スティービーワンダーが作った曲をもらい
  「Tell Me Something Good」が大ヒットとなった。
 
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ただ、
オリジナルを作ったのは
あくまでも
 
原曲のサウンド
独特で味がある。
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