チャットモンチー こんな事までやった!!
やっぱり3人の時が一番良かった、と思う。
ただ、
後に2人になった時も
沢山のファンが
ついてきたのは
音楽性の高さが
あったからだと思う。
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意外にもチャットモンチーのメンバーのうち
の2人は教育大学出身。
高橋久美子は、
教員への夢があり
チャットモンチーの活動には
最初はしぶっていたらしい。
(ちなみに意外なところでは
数学の教員資格を持っている)
特に福岡晃子の
ハードロックテイストの
ベースを見ていると
教育大学出身という
固いイメージが
浮かばない。
一方、
コンビニでバイトをしていたこともあり
後で出てくる
コンビニが絡んだ
コンビニエンスハネムーンという
曲を作っている。
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もともとは
橋本絵莉子がリーダーとして
バンド活動をしていた。
そこに2人が
加わった。
そんな3人の
音楽は、
オリジナリティにあふれていた。
3人で歌詞を作り
そこに橋本絵理子が
曲を乗せた。
この3人の織り成す
歌詞の世界がよかった。
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でも、
高橋久美子が脱退してしまった後
2人は具体的に
どんな音楽を作っていたのか。
楽器二つになると
音が薄くなるだろうし
ベースのない曲も出てくる。
その賛否両論は別として
私は、
この2ピース時代の音楽活動は
「無限の可能性」
というものを残してくれたと思っている。
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2人になって作ったアルバムが「変身」
その中に入っている曲の
いくつかを・・・・・・・
満月に吠えろ
作詞 福岡晃子
作曲 橋本絵莉子
ギターはループさせている。
途中、全然演奏してなくて
振り付けをしている・・・
これは、どうかなとは思うけれど
この曲は、なかなか個性がある。
ベース無し。
これってありだったんだ。
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作詞 橋本絵莉子
作曲 橋本絵莉子
ギターとドラムだけで
ここまでサウンドが作れるのか!と思った。
楽器などいらないのではないかというような
センスのあるボーカルのせいで
決して薄くはなっていない。
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「はてな」
作詞 橋本絵莉子
作曲 橋本絵莉子
素朴な歌詞。
このギターとのギャップ。
でも違和感ない。
ここでは
橋下絵莉子が
ハーモニカを吹いている。
なんでもやるなぁ。
この2人は。
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14thシングル曲
キラキラヒカレ
作詞 福岡晃子
作曲 橋本絵莉子
福岡晃子がドラムコーラス
あのアジカンのごっちがプロデュースしている。
この曲に関しては、
もう少し厚いサウンドが合っているかと思う。
コーラスが入るが
どうしてもスカスカ感が出てしまう。
でも、2人でよくやっている
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作詞 橋本絵莉子
作曲 橋本絵莉子
奥田民生のプロデュー―ス。
奥田民生、
いい仕事している。
ツーピース曲のなかでは
これが一番いいように思う。
ただし
歌詞だけ見るとダサい感じがする。
ところが
メロディにこの歌詞を乗せると
まるでラップ調のように聴こえて
全てを呑み込んで
カッコよくなってしまう。
魔法だ。
実は、これ15枚目のシングルで
2012年9月にリリースしている。
一方橋本絵理子は2010年に入籍していたので
実は、この曲
そのまんまっぽい曲
だったりする。
ただ、それはさておき
橋下絵莉子は
首にタンバリン
福岡晃子は
タンバリン片手のドラム。
今度は、タンバリン使いを
駆使している。
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そして
変身という曲が
すごくいい感じだ。
これほど
オリジナリティにあふれる曲は
他にあるだろうか。
仮面ライダーか?
というような真ん中の女性の
パフォーマンス。
しかし、
この「変身」という曲、
『おふざけ』ではない。
なかなかいい曲だ。
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できたものは、壊れる。
それでも
可能性を見つけていく変身。
歌詞の世界は
3人のときのほうが
好きだったけれど
2人になって
2人で作詞作曲をして
色んな楽器を最大限に生かして
音楽を創る熱量がすごい。
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3ピースや2ピースだと
一人の技量がとても目立ってしまう。
この時の2人を見ていると
ワクワクする。
バンドにはベースがないと成り立たないとか・・・
そんな固定観念を取り去ってくれた
チャットモンチーは。