ヤードバーズ 1965~6年 / クラプトンが抜けジミーペイジ加入!!
世界3大ギタリストが在籍した
伝説のバンドについて
つづきのお話。
さて、
エリッククラプトンのいなくなったヤードバーズ。
ギタリストを探すしかなくなる。
そこで,、クラプトンは、
自分のかわりに
ジミー・ペイジ(彼も世界3大ギタリストの一人)
を紹介したのだった。
しかしペイジは、色々な事情から
入る事をためらうのだ。
そういうしているうちに・・・
そして彼の幼馴染の
ジェフ・ペック(彼も世界3大ギタリストの一人)を推すことになる。
そうすると
ペックは、すぐさま
加入してくれ、
このバンドを救ってくれた。
しかも、ペックはフィード奏法もマスターしていた。
【フィード奏法】
エレキギターの音をめっちゃ歪ませて
ギターアンプに近づける共鳴する事で出るノイズによる効果音
↓これ、聴いたことあるのではないかな。
「Heart Full Of Soul(ハートせつなく)」
なかなかいいと思わないだろうか?
エリッククラプトンもこの曲を
歌ったりしている。
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「Train Kept A Rollin′」(オリジナルはタイニー・ブラッドショウ )
を発表した。
この曲はエアロスミスもカバー。
これを、エアロスミスがカバーすると・・・
エレキをビンビンに歪ませて
ロックサウンド。
違う曲に聞こえてしまったりするのだ・・・・
これは、ギターソロがかなり効いてるな。
ギターが主役くらいに見えてしまうんだ。
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洋楽タイムスリップ1965 ゾンビーズ テル・ハー・ノー
山下達郎が、人生で感動した3大レコードの一つに
この曲「テル・ハー・ノー」をあげている。
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サイケ・ポップ・グループ
ソフトロックに影響を与えたバンド
3人のクラスメートが
ある日、バンドを結成した。
そして、
あるバンドコンテストで優勝してしまったのだ。
調子に乗って、1964年
「シーズ・ノット・ゼア」を売り出したところ、
大ヒット。
ちょっと、変わっている曲。
そこが良かったのかも。
デビュー曲は、
シーズノットゼア
そして、例の「テル・ハー・ノー」だ。
個人的に、かなり好き。
山下達郎がうなるのも、納得!!
この時代にしては、
洗練されているのだ。
ビートルズ全盛期・・・
どこもかしこも
多かった中
ゾンビーズは、全く違う世界観と
新しいサウンドだった。
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ゾンビーズって、
随分変わったバンド名である。
最初は、違う名前だったらしい。
ところが、同名バンドが見つかり・・・
ゾンビーズなら同名なないだろう
ということで決まったとのこと。
奇をてらう目的ではなかったようだ。
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実は、こういうことって
けっこう「あるある」だったりする。
ま、そこからオリジナリティが生まれるのだけど。
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そして、
1968年には、もう解散してしまう・・・
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優れたバンドというのは、
なぜか解散して伝説のバンドになってしまう。
というより、バンドは
いいものを長く続ける時に
障害が多すぎるんだよね。
あのビートルズだって
活動期間はわずか8年弱。
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洋楽タイムスリップ1965 ベンチャーズ二回目の来日
この頃の音楽は、すごかった。
エレキブームが爆発した1965年。
ビートルズ全盛期の時代に
日本では、アストロノーツが大ヒットした。
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ベンチャーの方が、名が知れているように感じるが・・
この曲を聴けば、分かるはず!!
アストロノーツ 太陽の彼方
有名なフレーズ。
「ノッテケ」に聞こえる・・。
リズミカルで、耳に心地よい。
実は、日本語カバーは、そのまんま・・・
こんな歌詞だった。
ノッテケ ノッテケ ノッテケ サーフィン
夏の 夏の 真夏のリズムさ
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この1965年
ベンチャーズは二回目の来日だった。
そして、
日本で人気が出始めた時期である。
ベンチャーズ 「10番街の殺人」
不気味なタイトルだが・・・これは、
ブロードウェイ・ミュージカル作品「オン・ユア・トウズ」の劇中曲
「急がば回れ」 これが個人的に好きである。
「ダイヤモンドヘッド」 これがまた、最高である。
ちなみに
結成したのは1959年。
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さて、1965年。日本では昭和40年だ。
いざなぎ景気(高度経済成長時代の好景気)
3C時代(車、カラーテレビ、クーラー)
プロ野球第1回ドラフト会議開かれる
そして、エレキギターブーム
この年に
加山雄三 「君といつまでも」がヒットしたが、
実は、これ、映画『エレキの若大将』主題歌
ベンチャーズの二度目の来日は
日本にエレキの火を付けることになり
コピーバンドが沢山出てきたという。
加山雄三も・・・・
エレキを弾いている
エレキギターをやってみたくなる気持ち、
分かるのではないだろうか
日本に、このエレキの音が入った時の
衝撃が目に浮かぶようだ。
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ヤードバーズ 1963~5 / あのエリッククラプトンが!!
ヤードバーズの話なしで
世界の音楽は語れないだろう!!!
音楽好きにとっては。
そして、昔の曲は聴かない貴方も・・・
聴いてみよう!!
知る人ぞ知る、ヤードバーズ。
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ロンドンで、
あのローリングストーンズがデビューしたのが
1962年だった
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その後
とあるナイトクラブで、
そのローリングストーンの後に
演奏したのが、
世界の3大ギターリストが
入れ替わり立ち代わりで
メンバーだったという・・・
神バンドである!!
初期時代1962~63年は
ブルースやR&Bなどのカヴァー
1963年に
リードギターの脱退とともに
ボーカルのレリフの友人だった
「エリッククラプトン」が
加入した。
1964年「アイ・ウイッシュ・ユー・ウッド」でデビュー
そして、1965年
「For Your Love」が、ヒットした。
かっこいい~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この曲。
キャーキャー黄色い声が聞こえる・・・・
ん、でも、分かる!!
1965年ですよ。これ。
有名なメロディなので
聴いた事あるのではないかな。
しかし、
クラクトンは、
このバンドを辞める。
ブルースを追求するあまりに
他のメンバーに溶け込んでいなかったようだ。
クラプトンは脱退した。
しかし,
同時にこの曲は
全米大ヒットの道を辿る。
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クラプトンをリスペクトしていて
かなりの影響を受けているという。
実は、私は
その桑田佳祐の話を知ってから、
クラプトンを聴くことになった。
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クラプトンの代名詞ともいえる曲を
ご紹介しよう。
みんな知ってるはずの
イントロ。
三菱自動車のCMで使われたしね・・・・
車のCMは、クラプトンが好きである。
特に、三菱は。
1970年リリース
世界3大ギタリストの一人である・・・
エリッククラプトン 「いとしのレイラ」
ところで、
今、ふと思ったけど
「いとしのエリー」ってタイトル・・・
ここから多少は、
インスパイアされた??
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洋楽タイムスリップ1964 The Temptaions テンプテーションズ / My Girl
黒人によるR&Bコーラスグループ「テンプテーションズ」
ヒット曲がなかった中、
この「マイガール」がヒットとなったのだ!!
60年後半から70年代前半
ディスコ・ブームの中で
この独特なステップが支持された。
「マイ・ガール」が掛かると
一斉にそのステップを真似して踊り
ディスコでの定番曲だったらしい。
そういえば・・・
後に日本でヒットしたラッツ&スターという
グループがあったが
動画では音声だけなのでお見せできないのだが・・
実は、このステップ、かなり似ていたりする。
あのグループ自体が
黒塗りしたり黒人を意識しているなとは
思ったのだが・・・
おそらく影響を受けているはずだ。
1991年公開映画『マイ・ガール』でも使用された。
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テンプテーションズは、1961年にデビューした。
冒頭にも書いてように
当初は、なかなか注目されず
かなり地道に活動していた。
マイガールでやっと
一気に注目を浴びることになった。
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1960年代というのはディスコブームだった。
そして、
「マイガール」とともに。
「ゲット・レディ」が
ディスコで、よく流れていたという。
聴いてみれば、納得する。
これはまた、優れた曲だ。
今の時代、普通にこの曲が流れても
そう違和感ないのではないだろうか。
最後まで聴いて頂きたいのだが、
曲の間がまたカッコいい。
そして、
ボーカル、すばらしい。
なんといっても
このグループの売りであるコーラス。
この、ハーモニーの美しさ。
最近の日本のグループでは
このハーモニーというものが
みかけることが少ないと思う。
しかし、
歌をボーカルだけにまかせるのではなく
ハーモニーが加わると
ぐっと全体のレベルがあがる。
1966年 ゲット・レディ
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