音楽のない人生なんて

音楽がお好きなあなたと、音楽を共有できれば

当ブログでは、あえてアーティスト名を基本的に敬称略の形を取らせて頂く事が多いですが、これはより自然な形でという解釈によるものです。 *************************************************************************************

ミスチルヒストリー 大きな分岐点

さて、ミスチルはついに
ブレイク時を迎える!!
 

replayが収録されている

3枚目のアルバムversus
 
発売されたのが
1993年の9月1日。
 
このアルバムは
2枚目のアルバムほどは売れなかった。
 
そんな中・・・
 
シングル曲
クロスロード
1993年11月10日発売となる。
 
このクロスロードからは、
それまでにイメージされなかった
スケールの大きさを感じさせるようになるのだ。
 
 
順不同になるが
 
アルバムの話の前に・・・ 
 
 
このブレイクの瞬間について
話しておこう。
 
……………………………………
 
 
クロスロード
この曲ができた時に
 
「100万枚、売れる曲ができた」
 
と発言。(予言?)
 
そして、なんとそれは
現実のものとなった。
 
確信をもって
この曲を作ったといえる。
……………………………………………
 
 
売上は125万枚とされている。
 
ドラマ「同窓会」の主題歌に
抜擢された事がきっかけにも
なっただろう。
 
第一回の台本を読んでから
作ったというこの曲。
 
同窓会というドラマの
ストーリーは
タイトル通り、
同窓会で再開したメンツの話だが、
 
爽やかさとはほど遠い
風変わりなストーリー展開のドラマである。
 
………………………………………………
 
この奇想天外な台本を読んで
誘惑に彩られた一度だけの過ちなど
こういう言葉で表現した
このとびぬけたセンスの良さは、
初期のミスチルとは
明らかに違う次元にいる
………というより、
本来もっていたセンスは、
この曲を通して生かす突破口になっただろう。
 
爽やかで甘酸っぱい
青春ラブソングを卒業しての
深みのある曲作りだった。
 
対象になるのは
2人称の「君」ではない。
 
この後に
「誰もが」という複数の相手が加わる。
 
 
 
 傷つけずには愛せない・・・
ハッピーエンドや単純な失恋ソングにはない
人間臭さ。どろ臭さ。
 
この頃のトレンディドラマには、
こういった展開に
ハラハラして
次を観ずにはいれない引力があった。
 
そこに、実にいい具合に
はまっている。
 
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 ミスチル知名度をあげた
 クロスロード。
 
全ての殻を破った!!
 
一皮剥けた………。
 
恋愛だけに向けた曲ではない。
恋愛も含めてだが
わきおこる日常の感情。
誰もが共感できる内容。
 
国民的バンドのスタートラインに
立ったと言える。
 
……………………………………
 
イントロからすでに
ロディアスで
キャッチャーである。
 
さあ、驚くべくは
その吸引力。
 
いきなり・・・
「 love」 と、 「たちならぶ」
で韻を踏んでいるのだが
 
こういったことからも
 桜井和寿の織りなす詩の世界は、
そこに深いメッセージ性があるだけでなく
耳に聞こえる音の響きが
規則的にリズム感ある
繰り返しになっているのが分かるだろう。
 
 
クロスロード以降、
特にこの「韻を踏む」という仕掛けが
されているものが多くなっていく。
 
私たちは
なんとなく曲を聴きながら
 
言葉として以上に
刻んでいく「音」
印象として残っていく。
 
それは、
ほとんど気が付かないうちに
聴く人の耳を心地よくさせるよう
さりげなく
巧妙に仕組まれている。
 
 
 
 
ドラマの主題歌として起用されると
耳に入ることが増え、
聴いた人は、
無意識に口ずさむだろうし、
テンポの良い心地よさに
繰り返し歌うことになる。
 
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この頃は、カラオケブームでもあったので
この曲を歌う人も増えた。
 
歌詞が大きく表示される。
 
そこで韻を踏んでいる事に
気が付こうが、
気が付きまいが・・・
 
深いメッセージ性と
ストーリー性のある歌詞が
とにかく目につく。
 
 
曲というのは、
メロディだけではなく
歌詞が大事だと言ったのは
桜井和寿が憧れていたという
浜田省吾だったが
 
90年代の
カラオケブームでは、
より顕著に出たかと思う。
 
ミスチル現象なるものは、
こうやって
起こるべくして
起こった現象かもしれない。
 
 
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 ところで、
 
この曲の冒頭の歌詞に出てくる
tichet to   rideというワード。
 
これはビートルズの曲名である。
 
別名「涙の乗車券」
 
 
ミスチルの曲は、
ビートルズとリンクしている事が多いと
 
つくづく感じさせる。
 
 
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最後にタイトルについて。
 
クロスロードの意味とは、
こんな感じだ。
 
交差点
分岐点
岐路
十字路・・・
 
そして
重大な決定をする時に使われたりする。
 
 
同じタイトルで
楽曲としては
よく使われている。
 
エリッククラプトンの「クロスロード」
ボンジョビのアルバム「クロスロード」
他に邦楽でも「クロスロード」というタイトルの
曲はいくつかみかける。
 
 
 
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ミリオンセラー連発の
ミスチル現象を考えれば 
特に90年代の音楽は
ミスチルあってこそ
とも言えるだろう。
 
 
そんなミスチルにとって
分岐点となった曲。
 
それはまさに、文字どおりの
クロスロード
だった。
 
 
 
 
 
 
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