ヤードバーズ1966~8 / 残ったペイジ この後レッドツェッペリンへ
ジミー・ペイジの時代である。
ハードロックに向かいたいところを、
プロデューサーは
ポップ調でいこうとした。
この時、すでに
イギリスでは
人気は落ちつつあった。
マイペースだったが、
他のメンバーは
モチベーションも失い
やる気も失せてしまっていた。
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Goodnight Sweet josephine
ポップな曲が、
ビートルズっぽい。
でも、いい曲ではないか!!!
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Tink About It
結構、好き。
いや、この曲、かなり好き。
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しかし、
1968年7月のコンサートを最後に
ボーカルのレルフ
ドラムのマッカーティは
脱退した。
そもそも、レルフは、
アルコールが入った状態で
ステージに立つことも
多かったようだ。
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ヤードバーズは、
こうやって、
終末に向かっていく。
エリッククラプトン
という世界3大ギタリストが
入れ替わり立ち代わり
在籍するバンドとして
名を残すことに。
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そんな3人に共通するものは、
ブルーズを主体にしていたということ。
同時に、だんだん
ハードロック調に向かったのは、
ジミヘンの存在による
影響が、大きかったようでもある。
そんなジミヘンが
あらゆるテクニックを駆使して
やりたかったことは、
ギターで感情を表現する、
ギターに感情を持たせる、
ということだったのでは
ないだろうか。
ギターは、人間の内面を
表現できる楽器なのだ!!!
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ペイジは、
残ったメンバーで
アコースティック・デュオの
結成を試みるも
上手くいかず。
バンドを継続させる為に
セッション仲間である
ジョン・ポール・ジョーンズと組んだ。
そしてまだ無名だったシンガーの
その仲間のドラマーであるジョン・ボーナム。
このメンバーで再開した。
しかし、当初のヤードバーズのメンバーは
脱退してしまっていたので
ニュー・ヤードバーズと名前を変えた。
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このニューヤードバーズこそが、
あの、「レッド・ツェッペリン」
なのだ!!!!!!
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ジミー・ペイジは、
もともと
売れっ子のスタジオミュージシャンだった。
しかし、
ヤードバーズの誘いを受けて加入。
ジミー・ペイジがやりたい音楽は
ヤードバーズとは違うものだったようだ。
売れる為に
ポップな曲にしたものの
メンバー同士の
コミュニケーションも上手くは
いかず。
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しかし、
ジミー・ペイジ自身が作った
新しいバンド
「レッドツェッペリン」では、
理想どおりのサウンドを
作ることができた。
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ジミー・ペイジは、
ベーシストではなかったが、
ヤードバーズの誘いを受けた時は
ベースだった。
しかし、
これをチャンスと捉えた彼は、
加入後に
ベースからギターに転向できた。
そして、
レッドツェッペリンを結成し、
ジミー・ペイジは、
沢山のリフを作った。
アコースティックと
レスポール(エレキ)を
曲により使い分けた。
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有名な「天国への階段」
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「コミュニケーションブレイクダウン」
このギターのヘビーな音。
この音。
このリフ。
これが、
ヘビーメタルの原型でもある。
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かと思えば・・・
これぞ、
泣きのギター。
Since I've Been Loving You
(あなたを愛しつづけて)
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ジミー・ペイジがギターに興味を持ったのは
13歳のとき。
スコッティムーア
ジェイムズバートン
などの影響を受けたという。
↑ スコッティムーア
単引きのソロを
ダウンピッキングだけで弾くという。
ヘビメタ的ピッキングを見たときはびっくりした。
ジェイムズバートンは、
「ミスターテレキャス」と呼ばれる。
偉大なギタリスト。
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13歳でギターを始め、
なんと、
16歳にしてプロ活動を開始している。
たった3年で
プロとして通用するギタリストに。
世界の3大ギタリストの一人、
ジミー・ペイジだが、
そこに辿りつくに至って
色々なギタリストに
影響を受けたからこそ
なのである。