ロックといえばチャックベリー、そして・・・。
「CHILDREN'S WORLD 」にも出てくる
チャックベリー
以前も、このチャックベリーについて
書いて事はあったが・・・
「ロックロールの神様」
「ロックンロールの創始者」と言われた男。
黒人のブルースと
白人のカントリー
黒人と白人の壁をとりはらい
この二つを融合したロックンロール。
これを産んだ功績は大きい。
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ところで、
この言葉がすごい。
「ロックンロールに
別名を与えるとすれば
『チャック・ベリー』だ」
しかし、これにはわけがある。
ジョンは、幼い時から
チャックベリーの影響を大きく受けていたのだ。
アマチュアバンド「クオリーメン」を結成したのも、
チャックベリーの影響からだった。
1956年にヒットしたチャックベリーの
「ロックンロールベートーベン」
これを
ビートルズがカバーした。
ビートルズセカンドアルバム
「ウィズ・ザ・ビートルズ」
B面 8曲目に入っている。
このアルバムを発売した同時期に
ビートルズが日本でレコードデビュー。
同時に、このとき
チャックベリーの名前が日本で有名になった。
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チャックベリーのパフォーマンスも見ものだ。
ダックウォークと呼ばれる動きを
しながらのギタープレイをするのだ。
そして、
この曲のイントロは
本当に、本当に・・・・
あまりに有名だ。
これがチャックベリー「キャロル」
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さて
ビートルズ「カム・トゥゲザー」
これ、
チャック・ベリー「ユー・キャント・キャッチ・ミー」の盗作として
訴えられたことがある。
盗作というほどのものかな?
オマージュのレベルだよね。
どちらにしても、
アレンジだとしても、
ビートルズのイントロ、
「シュッ」ってところ、
カッコいいな。
こちらが、比較にあがった曲。↓
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ビートルズは、50年代の音楽に
影響を受けていて
プレスリーにも大きな影響を
受けている。
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ちなみに・・・
1954年ビル・ヘイリー・アンド・ヒズ・コメッツの
「ロック・アラウンド・ザ・クロック」から
↓
これが、俗にいう、一般的な『オールディーズ』の解釈。
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【ビルヘイリー】
1948年に「ビル・ヘイリーとフォーエイセス」という
バンド名でデビューするが売れなかった。
→「サドルメン」→「コメッツ」とバンド名を変え
1953年になり「Crazy Man Crazy」がヒット。
『ロックの先駆け』となった。
【チャックベリー】
1955年「メイベリーン」でデビュー。
独特のギター奏法と「ダックウォーク」で注目を集める。
1956年「ハートブレイクホテル」でデビュー。
初のビルボード・チャート1位獲得曲となった。
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ビートルズは多くのアーティスト
大きな影響を与えたけれど
ビートルズもまた
沢山のアーティスとからの影響を受けて
出来上がっているが・・・
特に、チャックベリーの存在は大きかった。
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