ビートルズを語る 【初主演映画にちなんだシングル2曲】
1964年、 ビートルズの初主演映画
『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』
メンバー4人が広場ではしゃぐシーンで使われているのが、この曲。
2000年に『ハードデイズナイト』と改め、
リバイバル上映。
中間部の音域がジョンには高すぎて歌えなかった為、
ポールが歌うことになった。
NHKのテレビ番組『英語でしゃべらナイト』で
エンディング曲として使われた、
1964年3月20日6枚目のシングル発売
Can't Buy Me Love
「愛はお金では買えないよ」という曲。
個人的な好みでいえば・・・・
実は、「キャンバイミーラブ」は
あまり好きではない・・・。
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1964年7月10日発売の
7枚目シングル
「AHard Day's Night 」
いきなりジャーン!!で始まるのだが、
これ、カッコいい。
初期の名作だ。
へとへとになるまで働いて、働いて・・・稼いで、
家に帰って寝るだけ、みたいな曲。
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ちなみに、
「キャントバイミーラブ」
「ア・ハードデイズナイト」
2曲とも
1964年7月の3作目のアルバム
『ハード・デイズ・ナイト』
に入っている。
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『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』
という、この映画のタイトルの良し悪しは別として、
人気絶頂のビートルズのファンから見れば
もっと知りたいと思うだどうし、
遠い存在としてはではなく
身近に感じられる映画だっただろう。
あまりの人気で忙しすぎたこの頃。
リンゴがつぶやいた「ア・ハードデイズナイト」
がそのまま使われた・・・というのは、
有名な話だ。
映画の中で、リンゴは
かなり良い役どころをもらっていたようだが・・・
ビートルズは、
「全員が対等」「全員が機会を均等に得る」
という考えを持っていたことにもよるらしい。
ジョンとポールが主導権を握っているように見えるが
実は、ステージでは、リンゴやジョージの曲も使い
全員が主役という考えでやっていた。
奇跡のバンドと言われる「U2」も、
そのスタイルだった・・・
人間としてリスペクトしあえてこそ
究極のグルーヴも産まれる・・・
ような気がする。