TOPIC : official髭男ディズム 音楽する為に生まれてきた?
勢いが止まらない。
今、一番人気のあるバンドといってもいいかもしれない。
去年、紅白に出場した時に
aikoがコメントしていたが、
ボーカル藤原聡は
aikoに大きな影響を受けているという。
(ちなみに、ワンオクにも影響を受けているらしいという事だ。)
メンバー4人でライブも観に行ったという。
aiko、偉大だ!!
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このバンド、
ボーカルがピアノを弾きながらという
このスタイルが新鮮。
勿論、こういうバンドは
アマチュアにはあるが、
なんせ、ピアノをきちんと弾きつつ
バンドボーカルってなかなかできるものではない。
プロなら、
そこにクオリティが要求されてしまう。
訴えるものをもったボーカルでいれるってのが
なかなかできるものではない。
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藤原聡は、
幼少期から親の影響でピアノを習っていた。
しかもクラシック。
そのせいで正確な音感が
身についているようだ。
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そして、なんと小学校5年の時に
ドラムを習い始める。
中学では吹奏楽部に入り
パーカッション担当。
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高校は、
トップの進学校に入り
吹奏楽部へ。
ドラム担当でバンド活動をした。
この頃は、
バンプオブチキンのコピーが多かったようだ。
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さて、大学に進学!
これがまた、国立の島根大学。
(法経学部)
ここで軽音楽部に入る。
バンド活動を行ったが、
この頃、周りに反対されながらも
ドラムからボーカルに転向した。
この時のことを曲にしたという。
「異端なスター」
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大学を卒業すると
銀行に就職。
営業マンとして
2年間働いたが、
この間もバンド活動をしており
それはそれはハードな毎日だったようだ。
この普通の社会人として過ごした2年間で
得た人生観が、この曲になった。
「コーヒーとシロップ」
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特に、歌詞に魅力がある。
それと、
ピアノをちゃんと弾きつつ
テンポのいいボーカル・・・
ピアノ・ボーカル・・・・
すべてがハイレベルで・・・・・
それだけでなく
作詞作曲までも。
何か湧き出てくるようなものを感じて
私たちは、引き込まれていっていると思う。
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メンバーが仲がいいってのも
見ていて気持ちいい。
official髭男ディズムは
練習スタジオに貼られた
髭の外人男性がカッコよくて
インスパイアされたところから
バンド名に繋がったらしい。
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とにかく、才能の塊のような人だ。
ただ、どんなに才能があっても
生かすことができなければ
宝の持ち腐れにしかならない。
彼は、とんでもなくハードな日々も
やりたいこと、夢の為に
頑張った努力の賜物なのだから・・・・
まさに、勝ち組。
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この曲、いいよね。
聴いて一瞬で、いいと思った。
インパクトがあって
耳に残る。
「I LOVE」
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これは、
歌詞に感動した。
「ビンテージ」
洋楽タイムスリップ1965 ザ・ビーチボーイズ カルフォルニアガールズ
「カルフォルニアガールズ」
とても有名な曲。
きっと、お聴きした事があるだろう。
村上春樹が大ファンだということで有名な
ビーチボーイズ!!
この曲の事がでてくるらしい。
(ごめんなさい。私はこの本、読んではいない)
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村上春樹に影響されて
ビーチボーイズを聴き始める方もいるようで・・・
村上春樹以外にも・・・
実は山下達郎も大きな影響を受けたらしい。
1963年の「サーフィンU.S.A.」は
テレビCMに起用されリバイバル・ヒットし
日本のアーティストへの影響も
大きかったのかもしれない。
これ、聴いてしまったら、
ビーチボーイズ、好きになるよねぇ。
竹内まりあも、
アルバム「オール・サマー・ロング」の
「浜辺の乙女(ガールズ・オン・ザ・ビーチ)」
という曲が好きだという。
たしかに、
イントロからして
竹内まりあ的サウンド。
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曲名に
出てくるワードは
海を連想させる。
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そんなビーチボーイズ。
これからの季節に、
ちょうどよい一曲ではないだろうか。
これ、本当によくできてる曲。
イントロが長いけれど、
曲が始まれば、ああ!と思うはず。
聴いたこと、ある!!
たぶん。絶対。
で、これが
カルフォルニアガールズ
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ビーチボーイズは1961年に結成された。
バンド名からも分かるように
文字どおり、
海辺に行ってサーフィン・・・・
そんな感じのサウンド。
デビュー曲も
そのまんま
「サーフィン」!!!
しかし、
1966年にバンドのメンバーが替わると
その後は、曲風も変わってくる。
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邦楽では、夏といえば、チューブだけど
洋楽では、夏といえば、ビーチボーイズだな。
(一般的に・・・そう思うのだけど)
余談だが、
チューブというのは、
サーフィン用語の「チューブライディング」のことである。
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洋楽タイムスリップ1965 トム・ジョーンズ よくあることさ
本当は、某イギリス女性が歌うはずが・・
当時無名だったトム・ジョーンズが歌うことになった。
彼は、歴史上偉大なシンガーの一人と言われている。
ソウルフルなボーカルは、多くの人の心をとらえた。
1965年に大ヒットしたという。
スケールの大きさを感じさせる。
個人的に好きなのが
このあと1967年に出した
「グリーングラス」
この声。
アルファー波が出る声のように直感的に感じるけど
どうだろう。(調べてないので分からないが)
アルファー波の状態になると出る
「β-エンドルフィン」というのは、
鎮痛作用が、モルヒネの80倍だという。
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1965年付近というのは、
音楽的にとても濃い年だ。
ビートルズは全盛期で
ベンチャーズの影響で
日本はエレキギターブームが到来.
世界3大ギタリストの存在
なんて、贅沢な時代なんだろう。
高度成長期を迎え
日本でも色んな電気家電が出現し・・・
目覚ましい発展へと
向かっていく。
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この頃の音楽は、
何もないところから
何かをつくり上げていく音楽だった。
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現代の音楽とは比べることができない。
出来上がったものにアレンジして
手をこらして
カッコよくお洒落に聴かせる・・・・
そういうレベルとは違う
ものがある。
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16歳にして父親になり
生活費を稼ぐために
肉体労働をし
また音楽活動により
なんとか食つなぐ日々だった。
そんな無名の彼が
この曲のヒットにより
注目を浴びることができた。
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彼のソウルフルな歌い方は
多くの人から支持を得た。
「ザ・ヴォイス」「タイガー」
などとも言われる。
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しかし
次第に人気も下火になってくる。
そんなとき
1987年にミュージカル「Matador」の
劇中歌として歌った
「A Boy From Nowhere」が
大ヒットとなった。
この歌声を聞くと
やはり偉大なシンガーなんだと
納得させられる。
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1995年リリースの
If I Only knew(恋はメキ・メキ)
トヨタ「ポルテ」(2004年)
明治「プロビオヨーグルトLG21」(2011年)
のCM曲として起用された。
こうした
長年の功績をたたえられ
2006年 ナイトの称号
をもらっている。
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ミスチルヒストリー 「Replay」 初期ミスチルの魅力
「抱きしめたい」に続く、3枚目のシングル。
1993年に発売された。
CMソングになりミスターチルドレンをより
世に知らしめることになる。
ミスチルの何がすごいかというと
一定のターゲットではなくて
幅広い層に受け入れられているという点だ。
こういうのを普遍性があるというのか?
そんなミスチルの曲は、
よくよく聴くと、
その対象は、恋人かもしれないし
家族かもしれないし、
仲間かもしれない・・・
そんなふうにも聴こえるのだ。
別の言葉を使うと
強いメッセージ性のある曲。
しかし
初期は、
Relayのように
胸がキュンとなるような
爽やかで軽やかな
ラブソングが多かったと思う。
で、やっぱり…………
そして、初期とはいえ、
完璧に完成されている曲。
こういう曲は、
ミスチルにしか作れない。
爽やかで、切なくて・・・
ノスタルジックで・・・・
常に内へと向かう、
回想させる何か・・・・・
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ちなみにCDの売り上げ数を見ると
デビュー 君がいた夏 21.710枚
2枚目 抱きしめたい 60.790枚
3枚目 Relay 88.330枚
4枚目 CROSS ROAD 1.255.940枚
5枚目 inocent world 1.935.830枚
6枚目 Tomorrow never knows 2.766.290枚
・・・・
徐々にうなぎ上りに上がりつつ
この後、クロスロードからは爆発的に
売り上げが上がり
ミリオンセラーを達成しているのが分かる。
Relayは、
十分にミスチルならではの世界観があり、
後のミリオンセラーのアーティストの貫禄を
思わせる曲だ。
覚えやすく親しみの持てるメロディで
とてもいい曲だなと思う。
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ところで
Replay のPV撮影は、
セントラルパークだった。
セントラルパークは、
ジョンレノンが大好きだった場所だ。
セントラルパークには
ストロベリー・フィールズがある。
これは、
ビートルズのジョンレノンの記念に
掲げられたものだ。
中央には、
ジョンレノンの代表作
Imajine の碑が・・・・
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あえて、ここでPV撮影が行われたのは、
当然、ビートルズへの敬意が
あったのではないかと思われてくる。
その後、
9枚目のアルバム「Q」でも
セントラルパークを歌ったのが
「12月のセントラルパークブルース」
この曲を聴けばわかるだろうが・・・
間違いなく桜井さんは、ジョンレノンへの
並々ならぬ思いがあるだろう。
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そういえば、
東京の錦糸町に
「Replay」というバーがある。
別名「ミスチルバー」
店長さんがミスチルファンということで
しかも、お客さんどうしがすごく仲がいいらしい。
都心に住んでいないと
すぐ行ける距離ではないのだが・・。
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いったん離れた関係が、Replay するという展開なのだが、
この歌詞だけで・・・・
ドラマを見ている気分にもなる。
曲を聴きながら、その次が気になってくる。
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さて、
サビから入るこの曲・・・・
昔、「金太郎飴」というものがあって
(実は大正時代からあるらしいのだけど・・・)
この飴は、
どこから切っても同じ模様なのだ。
このReplayも、
サビから入ることにより
延々と繰り返し
どこから聴いてもまたサビに戻る・・・
みたいな効果も
出ているのではないだろうか。
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切ろうとしても
切れない繋がり・・・
永遠に続く何かが
桜井さんの歌詞には
含まれていて
だから、切ない。
そして、戻ろうとするのだ。
時めいていた頃(曲で言うところのサビ、盛り上がり)に・・・・
そう、何度も・・・・・
何度でも・・・・・・
Replay
「再現する」「再生」
って感じだろうか???
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<p
ビートルズを語る 8枚目シングル そのコーラスが日本にもたらしたもの
をさて・・・1965年の話をしていた
ところだったが
1964年の大事なこの曲を
抜かしてしまっていた。
ビートルズ8枚目シングル
「I Feel Fine 」
ジョンが、
始めてフィードバック奏法を使って
収録した曲。
弦を弾いた音がマイクに入り増幅
アンプから出た音の振動がまた弦に共鳴する・・・
イントロの 「キーン」という効果音がソレだ。
盛り上がり全開!!
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最近の日本のバンドは
ボーカルが一人で歌うものが多い。
しかしビートルズは違う。
ハーモニーの美しさがある。
音楽って、そこなんだよね。
4人が奏でるハーモニー。
コーラスって実は
とっても大事なのだ。
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この頃から
日本も「グループサウンズ」全盛時代に入っていく。
1960年代にブームを巻き起こした。
メロディやハーモニーを重視したビートルズの音楽を
日本は、取り入れていった。
いかに音楽に影響を与えてきたかが
分かるだろう。
有名なのがこの「ブルー・シャドウ」だ。
すばらしい名曲だと思う。
「純列」もカバーしている。
本家を一度聴いてもらいたい。
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ボーカルだけが歌う風潮があるものの
日本のバンドの中にも
心をとらえたバンドがある。
(正確にはあった)
私が個人的に好きなバンドの一つである
「GO!GO!7188」
すでに解散してしまった
伝説のバンド。
すばらしい名曲を残している。
このバンドの曲を聴くと
不思議な感覚がわいてくるものだった。
懐かしさと新しさが
入り混じったような・・・
時代がねじれているような錯覚に陥る。
このバンドが間接的にビートルズに
影響されたかは分からないのだが
少なくても
それが意図しようがしまいが・・・
ひと昔前の日本の
上手く取り入れた
独特のサウンドだったと思う。
そのねじれサウンドの典型という曲が
「C7」という曲である。
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